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499:今更・・・いや、今だからこそ振り返る俺の旧FF14(俗称:根性版) <前編> [オンラインゲーム]

2012年11月9日・・・・・・
Nanab Tudura(俺のFF14キャラ)は、
もうすぐ終わろうとしている
エオルゼアの大地に居た。

(無料開放中だったので。)


リムサロミンサ近郊・・・

FFXIV_1352454439.jpg

エオルゼアへ迫るダラガブ。
暗雲に覆いつくされ雷光ほとばしる空。

様変わりした世界をしばし呆然と眺めていた。


どうしてこうなってしまったのだろう・・・・・・
いや、そんな事は考えても仕方ない。



次々と公開される新生FF14の情報や動画。
吉田直樹氏をはじめとする開発チームへのインタビュー。
先週のスクエニのオープンカンファレンスも
非常に興味深く、近い将来スクエニブランドが
かつての輝きを取り戻すのではないか、と期待を抱かせる内容であった。


新生されるエオルゼアの大地が
どうなるのだろうと、未来への期待は膨らむが
そんな今だからこそ
旧FF14とは一体何だったのかを振り返ってみようと思う。


2010年12月下旬・・・
Nanab Tudura(=俺)がエオルゼアの大地へ
初めて降り立つ。


残存する最も古いスクリーンショット
FFXIV_1293726002.jpg
※2010年12月31日のもの。

この時、すでに旧FF14の酷評っぷりは
日常的にゲームニュースをチェックしている人達には
あまねく知れ渡っており、俺自身もまとめサイトなどで
その概要を興味深く眺めていた。

そんな傍観者から当事者へと歩みを進めたキッカケは
Peercastでの某配信だったわけだが
そこを詳しく説明する必要はないですね。

値段もアマゾンで500円程度と暴落しており
無駄金になっても懐が痛まない価格だったのも大きな理由。

しかもユーザーからの酷評を受けて
月額課金はスタートされずパッケージを買えば
無料のままプレイできる状態でした。


◆目を疑う出来の酷さ

そこで俺が見たものは
美しいグラフィックに包まれながらも
特に操作性、UIに重大な問題を抱えたゲームでした。
このへんはプレイ直後にすぐわかる部分ですね。

一番驚きだったのが
サービス開始当初からプレイしてる人の
「これでもだいぶ良くなった方なんだよw」という言葉。
にわかには信じられませんでした。
これより悪かったってどんだけだよ・・・と、
苦笑しか出てこなかった記憶があります。

様々な装備を切り替えると職業が切り替わるという仕様なのに
その装備の変えづらさ。
手動で一個ずつ装備を変えるなんてやってられません。
ということでマクロを組むことになるのですが
それでもまだ難点があります。

例えば全身の装備を変えたいとします。
頭、服、腕、武器。これらを一度に装備変更するマクロを組んだとします。
マクロを実行します。
頭装備変更 → 0.5秒ほどのラグ → 服の装備変更 → 0.5秒ラグ → ・・・
と、まとめて装備が変更されず
一箇所の装備を変える毎に、一拍のラグが挿入され
非常にテンポが悪いです。

複数の職業レベルを並行で上げる方が効率よく、
ゲームデザインとしてもそれを推奨しているので
こんな状況がレアというわけではなく、
ゲーム中頻繁に
”全身の装備を変更する”という場面は起こります。


一応ゲームとしては成立しており
戦闘、生産、採集と様々な職業があり、
キャラの育成そのものはやっぱり楽しいです。
なので1ヶ月くらいはそれなりにハマってプレイしました。

ですが、次第にログインしなくなり
私は静かにエオルゼアの大地を去りました。


◆旧FF14が目指していたもの

現役時代の最後のスクリーンショット
FFXIV_1295749149.jpg
雨の降るクルザス高地にかかる石橋を駆けるNanab
※2011年1月23日のもの

このクルザス高地の雰囲気は好きでした。
雰囲気、BGM、他のプレイヤーと会う事は滅多になく
一人で俗世間を離れて奥地で修行してる感が良かったです。
たまに街に戻ると人いっぱいいる都会だーって感じで
一人で勝手にロールプレイして楽しかった覚えがあります。


旧FF14をやっていた時に思ったこと
クソゲーだなってのも勿論あるんですが
ゲームの端々に
開発側の意図
開発が目指した理想のMMO像が
垣間見える時があるんです。

「クソゲーだな、終了。」で切り捨ててしまうには惜しい
光るモノもあったんです。

「うんうん、こういうのがやりたかったんだよね?」
とか
「あーわかるわかる。」
って感じる場面がちょくちょくあるんです。

でもそのことごとくが
他のシステムと噛み合ってなかったり
空回りしていたり
結果的にプレイヤーが不便を感じるだけになっていたりで
本当に残念なことになっていました。

でも、あえて声を大にして言いたいです。
旧FF14を擁護する気はないが
旧FF14の開発チームが描こうとしていた
MMOの理想像というのは
決して全てが間違っていたわけではない

と思います。


旧FF14のスタッフの9割がそのままで
新生FF14も製作しているそうです。
さぞ悔しかったことでしょう。

その思いがぶつけられているであろう新生FF14
心待ちにしております。

私はこのFF14というタイトルが
スクエニブランド、FFブランド
トドメを刺したタイトルだと思っています。

でもそれと同時に

スクエニブランド
そしてFFブランドの
華々しい復活の象徴となるような
そんな歴史的なタイトルになることを願っております。


同じ一つのタイトルでありながら
あのスクエニ、FFブランドを完膚なきまでに叩き潰し
そして蘇らせたゲーム・・・なんてことになったら
本当に前代未聞ですね(笑)
ただでさえ前代未聞だらけのゲームだというのに。


オープンβが開始されたら
早速参加しレビューをしたいと思います。

ダメだったら本当に今度こそ見捨てます。


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